と疑問を抱えている方の悩みを解決する記事になっています。
なぜなら、これから紹介する『サウナに毎日入る効果』は、僕自身サウナに毎日入った経験をもとに書いているからです。
この記事の前半では、『サウナに毎日入る効果とデメリット』を解説し、後半では『デメリットの対策と目的別のサウナに行くおすすめの頻度』を紹介します。
本記事の信頼性
サウナに毎日入る効果
結論から言うとサウナに毎日入る効果は、以下の通りです。
サウナに毎日入る効果
- 睡眠の質が良くなる。
- 朝スッキリ目が覚める。
- 翌日の疲労感が軽減される。
- 食欲が増進する。
- 1日のモチベーションが上がる。
睡眠の質が良くなる。
サウナに毎日入ると、睡眠の質が良くなります。なぜなら、サウナに入ると眠くなる効果があるからです。サウナ→水風呂→外気浴を行うと、副交感神経が優位の状態になり、人はリラックスすることができます。外気浴で「ととのう」と、リラックスして眠くなることもありますよね。
なので、夜なかなか眠れないという人は、サウナに行くと解消されると思います。
朝スッキリ目が覚める。
サウナに入ると、翌朝スッキリ目が覚めます。これは、サウナで脳疲労が取れているから。サウナは、その熱さの影響により、脳が考えることを一時停止させる効果があります。脳の思考を停止させることで、脳は疲労が取れてスッキリした状態になります。この状態で寝れば、翌朝も頭がスッキリしたまま起きれるというわけです。
翌日の疲労感が軽減される。
サウナに入ると、翌日の疲労感が軽減されます。なぜなら、サウナで血行が促進されるからです。血行促進により、体内の代謝機能が向上して、筋肉疲労が改善されます。
日本サウナ・スパ協会でも、サウナによる疲労回復について語られています。
酸素摂取をよくして疲労回復
サウナに入ると血流は安静時の2倍近く亢進します。その結果酸素の摂取量が増え、筋肉疲労物質を分泌するなど、肉体疲労を回復し、エネルギー再生産がなされて疲労回復の効果が上がります。(引用:日本サウナ・スパ協会)
つまり、運動後や仕事終わりにサウナに入ると、翌日に疲労を持ち越さずに済むのです。
食欲が増進する。
サウナに入ると、食欲が増進します。それはサウナで胃腸の動きが活発になるから。サウナに入ることで、血行が促進されて胃腸の動きも良くなります。胃腸の動きが良くなれば、自然と食欲が増します。サウナ後に食欲が増して、ご飯をたくさん食べてしまうのも納得ですね。食欲があまりない人や体重を増やしたい人が、サウナに入るのもありだと思います。
1日のモチベーションが上がる。
サウナに毎日入ると、1日のモチベーションが上がります。なぜなら、心身の健康状態が良くなるからです。サウナに毎日入ることで睡眠の質が向上したり、疲労が軽減したりするので、余計な事を気にせずに、自分がやりたいことに集中して取り組むことができます。前日の夜に全然眠れていない&疲労感MAXの状態だと、パフォーマンスも悪くなり、モチベーションも下がりますよね。またサウナーであれば、サウナに行くために仕事や勉強を頑張ろうという方もいると思います。
サウナに毎日入るデメリット
サウナに毎日入るデメリットは以下の通りです。
サウナに毎日入るデメリット
- 髪が傷みやすくなる。
- 「ととのう」を感じづらくなる。
- 出費が増える。
- 仕事の日のサウナ後は、食事して寝るだけの生活になる。
- サウナのことを毎日考えてしまう。
髪が傷みやすくなる。
サウナ室に入ると、髪が傷みやすくなります。理由は、髪は熱によるダメージを受けやすいからです。サウナ室は常に高温のため、熱による髪へのダメージを避けられません。入る回数が増えれば増えるほど、熱に晒される回数も増えるので、より髪は傷みやすくなります。
「ととのう」を感じづらくなる。
サウナといえば、「ととのう」というイメージを持つ方も多いと思います。サウナに毎日入ると、「ととのう」を感じづらくなります。その原因は、サウナの過酷な環境に身体が慣れてしまうから。サウナを医学的に解説している本でも、このように語られています。
サウナに通い慣れてくると、過酷な環境に体が適応してしまい、交感神経が活発化しにくくなることがあります。すると、結果的に「ととのい」が不十分になります。
(引用:医者が教えるサウナの教科書)
出費が増える。
サウナに毎日行くと、出費が増えます。僕がよく行くサウナは1回500円以下でワンコインで利用できますが、都市部のサウナは1回1,000円以上するサウナ施設もあります。サウナに毎日行けば行くほど、出費が増えていくのは容易に想像できますよね。最近では、燃料費の高騰などでサウナ施設側も入浴料の値上げを行っている所もあります。
仕事の日のサウナ後は、食事して寝るだけの生活になる。
サウナに毎日行く中で、仕事のある日に関しては、サウナ→食事→就寝といった生活になりがちです。仕事終わりにサウナに3セット程入ると、それだけで2時間くらい時間を使ってしまいます。特に残業すると、余計にプライベートな時間がなくなって、サウナ以外の時間が取れなくなります。
と言う声が聞こえてきそうですが、サウナの後は、副交感神経が優位となって身体がリラックスしているので、眠たくなります。
サウナのことを毎日考えてしまう。
サウナに毎日入ると、翌日の疲労感が軽減されるというのを先ほど紹介しました。ですが、実際には見えない疲労が蓄積しています。サウナに入ると、過酷な環境の中で10分くらいいるので、体力を消耗します。1日くらいなら寝て回復するのですが、それが毎日繰り返されると次第に回復が追いつかなくなります。
サウナに毎日入るデメリットの対策
サウナに毎日入るデメリットの対策は以下の5つです。
デメリットの対策
- 対策①サウナハットを被る。
- 対策②「ととのう」を意識しない。
- 対策③回数券やサブスクを利用する。
- 対策④1日のスケジュールを見直す。
- 対策⑤サウナに行く頻度を減らす。
対策①サウナハットを被る。
サウナの熱によるダメージから髪を守るために、おすすめなのがサウナハットです。サウナハットを被ることで、サウナの熱によって髪が傷むことを防いでくれるほか、のぼせることも防いでくれます。またサウナハットは様々な種類があり、オシャレなものも多いので、気分を上げてくれます。オシャレして安全にサウナを楽しめるので、サウナハットを持ってない人はぜひゲットしましょう。
対策②「ととのう」を意識しない。
サウナに毎日行くなら、「ととのう」を意識しないことをおすすめします。「ととのう」を追い求めすぎると、外気浴の時にリラックスすることができなくなります。なので「ととのう」ことは一旦忘れて、サウナを楽しみましょう。
対策③回数券やサブスクを利用する。
出費を抑えるために、回数券やサブスクを利用しましょう。回数券は、1回分お得に利用でき、1回あたりの入浴料が安くなります。サブスクは、月額で毎日入れるので通えば通うほどお得になります。回数券やサブスクを利用することは、サウナをお得に利用できますし、サウナに使う予算を組みやすいので、お財布に優しいのでおすすめです。
対策④1日のスケジュールを見直す。
1日のスケジュールを見直すことで、サウナ以外の時間を確保することができます。例えば、サウナに普段2時間入るところを1時間に短縮することで、自由な時間を1時間確保できます。また早起きして朝サウナに行くことで、仕事後の時間を趣味や勉強の時間にあてることができますよ。
朝サウナについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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参考【朝サウナ】効果とメリット・デメリットは?正しい入り方も紹介
続きを見る
対策⑤サウナに行く頻度を減らす。
疲労を蓄積しないためにも、サウナに行く頻度を減らしましょう。サウナに毎日行かなくとも2日に1回に減らすとか、1日あたりのセット数を2セットまでにする等を行うことで、身体への負担を減らして疲労の蓄積を防ぎましょう。
【目的別】サウナに行くおすすめの頻度
サウナに行くおすすめの頻度は以下の通りです。
サウナに行くおすすめの頻度
- 【週1~2回】美容やダイエット目的
- 【週4回以上】健康になるのが目的
- 【都度利用】運動後の疲労軽減やストレス解消が目的
【週1~2回】美容やダイエット目的
美容やダイエットが目的の人は、週1〜2回のサウナがオススメです。サウナは、血行を促進してくれるので、汗とともに毛穴の汚れを排出して肌を清潔に保つ事ができます。また発汗することで、体内の余分な水分を放出してむくみ解消や一時的に体重を落とすことも可能です。サウナに入って身体を温めることは、冷え性改善にもつながります。美容やダイエットでお悩みの方は、定期的にサウナに入ることはオススメです。
【週4回以上】健康になるのが目的
健康になるのが目的の人は、週4回以上がオススメです。サウナは、入る日数が多いほど心筋梗塞や認知症、アルツハイマー病のリスクが下がると言われています。
メイヨー・クリニックの報告によると、週に1回しか入らない人と4〜7回入る人を比較した時、次の効果が得られたそうです。
- 心筋梗塞は52%現象
- アルツハイマー病は65%減少
- 認知症は66%減少
- うつ病を主とする精神科疾患は77%減少
(引用:医者が教えるサウナの教科書)
ただ細かい頻度は不明なので、「入れば入るほどよい」と言えるかは定かではありません。ですが、毎日入ると睡眠の質も向上して、1日のパフォーマンスも上がるので、健康になりたい方にはオススメです。
【都度利用】運動後の疲労軽減やストレス解消が目的
運動後の疲労軽減やストレス解消が目的の人は、その都度利用するのがオススメです。運動した後は、筋肉痛になる方もいると思います。筋肉痛とは、筋肉が炎症を起こした状態です。サウナは、筋肉の炎症を早く修復してくれると言われています。
運動後にサウナに入ると、
- 血行が促進して細胞に栄養をたくさん届けてくれるので回復が早まります。
- またHSP(ヒートショックプロテイン)も出るので、ダメージを受けた細胞の修復を早めてくれるのです。
- さらに水風呂に入れば、アイシングにもなり、筋肉の炎症を鎮める効果もあります。
ストレス解消については、サウナで脳疲労が取れるので、すっきりリフレッシュすることができます。
イライラやモヤモヤする時にサウナに入ると、
- 思考を強制停止させる事で、悩み事や考え事を忘れさせてくれます。
- またサウナには、リラックス効果もあるので、気持ちを穏やかに鎮めてくれます。
なので、運動後やストレスを抱えた時は、サウナに行くのがオススメです。
まとめ:週何回サウナに行くかは、自分の目的次第!
今回は『サウナに毎日入る効果とデメリット』と『デメリットの対策と目的別のサウナに行くおすすめの頻度』を紹介しました。
サウナに毎日入るのは良い事ですが、入りすぎると悪影響も出てくることがあります。
ご自身の目的に合わせてサウナに入る時間や頻度を調整しながら、サウナライフを楽しみましょう!