こんな方におすすめ
- 大分県のサウナ施設を知りたい人
- アウトドアサウナに行きたい人
- 稲積水中鍾乳洞のサウナが気になっている人
今回は、大分県豊後大野市にある『稲積水中鍾乳洞』のテントサウナを紹介していきます。
この記事では、以下のことがわかります。
・稲積水中鍾乳洞の特徴
・サウナ利用時の流れ、レビュー
・稲積水中鍾乳洞の基本情報、アクセス方法、予約方法
この記事を書いている僕は、
・サウナスパ健康アドバイザー
・実際に稲積水中鍾乳洞のサウナに行った経験をもとに、この記事を書いています。
『稲積水中鍾乳洞』がある豊後大野市は、大分県で唯一温泉がない町で、温泉がない代わりにサウナで町おこしをしています。
そのため、大分県でいま最もサウナに力を入れており、アウトドアサウナで人気の町になっています。
今回はその中から世界初の鍾乳洞が水風呂のサウナを紹介していきます。
いま全国各地からテレビの取材が来るほど注目を集めているので、サウナーの皆さんには、ぜひ知ってほしいサウナになっています。
もくじ
稲積水中鍾乳洞の特徴
稲積水中鍾乳洞のサウナの特徴を紹介していきます。
なぜ全国的に注目を集めているのか?
僕の体験を踏まえて、特徴を3つピックアップしました。
稲積水中鍾乳洞のサウナの特徴
・3種類のテントサウナがある
・大自然に囲まれながら、ととのうことができる。
それでは、順番に解説していきます。
世界初の鍾乳洞の水風呂がある
稲積水中鍾乳洞の水風呂は、ただの水風呂ではありません。なんと、鍾乳洞が水風呂なんです!
水温は年間通して16℃とちょうど良い温度で、水深が1番深いところでは肩まで浸かることができます。
鍾乳洞はとにかく広いので足を伸ばして浮いたり、泳いだりもできます。
スタッフさんから聞いた情報によると、この鍾乳洞は他の鍾乳洞と異なり個人の所有物なので、鍾乳洞を水風呂することができたとのことです。
つまり、日本で唯一の鍾乳洞の水風呂といえます。
3種類のテントサウナがある
テントサウナは、ロシア式のMORZH(モルジュ)とMORZH MAX(モルジュマックス)、フィンランド式のSAVOTTA(サヴォッタ)の3種類あります。
いずれも定員が4名程度なので友人やカップルで利用することができます。
大自然に囲まれながら、ととのうことができる。
稲積水中鍾乳洞の周辺は山に囲まれており、とても静かなのでリラックスしてととのうことができます。
外気浴スペースの側には滝があるので、水が落ちる音がいいBGMになります。
また近くで時折鳴り響く鐘の音が、サウナで感覚が研ぎ澄まされた身体に響き渡ります。
サウナ利用時の流れ
稲積水中鍾乳洞のサウナの流れを紹介していきます。
サウナには、水着を着用して入ります。
そのため、事前に水着とサンダルを用意しておきましょう。
①到着したら鍾乳洞見学と同じ受付でチェックイン。
②スタッフさんが更衣室まで案内してくれます。
③更衣室で着替え、貴重品をロッカーに閉まってサウナエリアへ移動。この時サンダルに履き替えておきましょう。
④サウナエリアに着くと案内してくれた方とは別のスタッフさんにバトンタッチ。交代したスタッフさんがサウナのお世話をしてくれます。
⑤準備ができ次第、サウナスタートです。
⑥サウナ→水風呂→外気浴を1セットとして、3セット体験できます。
⑦サウナ3セットが終わったら、更衣室で着替えて終了です。
⑧サウナの前後で、鍾乳洞見学もできます。
レビュー
サウナ
今回3つのサウナテントのうち、MORZH MAXに入りました。
中は、定員4名程で、座面が2段のサウナになっています。
温度はサウナストーブの火力によりますが、85℃〜110℃くらいでした。ちなみにMORZHの方は、130℃まで上がるそうです。
テントサウナは気密性が高いので、体感ではかなり暑く感じました。
スタッフさんも一緒に入り、テントの中でロウリュとアウフグースを行ってくれます。
今回のロウリュは、鍾乳洞の湧水と紅茶を使用していました。
アウフグースは、大判の団扇を扇いで熱波を送ってくれます。
ロウリュやアウフグースは、スタッフさんがお客さんの様子を見ながらやってくれます。
序盤は徐々に体感温度が上がり、熱波でじんわりと汗をかきました。
終盤になると、杓いっぱいの水をサウナストーンにかけて、さらに強力な熱波を送ってくれました。
この時の熱波は全身が痛く感じるほど強力で、一気に汗が噴き出ました。さすがの暑さに耐えきれず、外へ飛び出しました。
暑さを逃れて外に出るだけでも、開放感を味わうことができました。
今回はスタッフさんにおまかせしましたが、「温度を上げてほしい!」「もっと熱波が欲しい!」といった要望にも応えてくれるそうです。
またサウナ中は、スタッフさんが気さくに話しかけて下さるので、楽しくサウナに入ることができます。
水風呂
サウナを出たあとは、水風呂へ向かいます。
サウナから水風呂までの導線は数十mと少し長いですが、鍾乳洞に入ってすぐの所に大きな水風呂があります。
通路横にある階段を下って、足先からゆっくりに水風呂へ入っていきます。
水温は年間通して16℃と、サウナで火照った身体を冷ますにはちょうど良い温度でした。
水深は、深い所で175cmの僕が首まで浸かれるくらい深かったです。最初ひんやりと冷たく感じましたが、すぐに慣れていきました。
水流がほとんどないので、羽衣も作りやすく気持ち良かったです。
また水の透明度が高く、底が見えるほどでした。ライトアップもされているので、幻想的な空間が広がっています。
こんな贅沢な水風呂は、きっと世界でここだけでしょう!
外気浴
水風呂から出た後は来た道を戻って、外気浴スペースで休憩をします。
コールマンのインフィニティチェアが7つとフルフラットのベットが2つあるので、好きな方で休憩しましょう。
周りは山々に囲まれているので、とても静かです。時折聞こえてくる近くの滝の音や敷地内から響き渡る鐘の音がいいBGMになります。
6月の夜にはホタルが見れるそうで、自然を感じながら、ととのうことができるそうです。
自然に囲まれて、日頃の忙しさを忘れさせてくれる最高のととのい体験を味わうことができます。
稲積水中鍾乳洞の基本情報、アクセス方法、予約方法
基本情報
施設名 | 稲積水中鍾乳洞 |
料金 | 4,000円 (バンガロー宿泊の方は700円引き) ※利用は2人以上から※鍾乳洞見学料込み |
日帰り利用 | ◯ |
宿泊 | ◯(バンガロー) |
営業時間 | 16:00〜18:00 ※全日 受付 15:00〜 |
駐車場 | あり(300台) |
住所 | 〒879-7263 大分県豊後大野市三重町大字中津留300番地 |
TEL | 0974-26-2468(受付時間:9:00〜17:00) |
HP | https://www.inazumi.com |
アクセス方法
おすすめのアクセス方法は、車です。
大分市から車で約1時間ほどで到着します。
JR豊肥本線「三重駅」から車で20分ほどです。
予約方法
予約は電話でできます。
電話番号はTEL:0974-26-2468です。(受付時間:9:00〜17:00)
まとめ
今回は『稲積水中鍾乳洞』のサウナを紹介しました。
3種類のテントサウナ、世界初の鍾乳洞の水風呂、大自然に囲まれた外気浴スペース、3拍子揃ったサウナはここだけです!
スタッフさんの至れり尽くせりのロウリュやアウフグースもあるので、サウナ好きの方は、1度は体験してほしいサウナになっています。
大分のサウナ旅に是非行ってみてはいかがでしょうか。