どうも。はっしーです。
今回は、大分県九重町にある『寒の地獄旅館』を紹介します。
こんな方におすすめ
- 冷たい水風呂に興味がある人
- サウナが好きなで、普段と違う入り方をしたい人
- 夏を涼しく過ごしたい人
『寒の地獄旅館』は、冷泉を夏季限定で営業しています。
そこには、冷泉を使った水風呂、ストーブの効いた暖房室があります。
残念ながら『寒の地獄旅館』には、サウナはありません。
ですが、サウナ検索サイト「サウナイキタイ」では、『寒の地獄旅館』について多くのサ活記録が残されています。
サウナがないのに、なぜ多くのサウナーが『寒の地獄旅館』を訪れるのか?
そんな『寒の地獄旅館』について詳しく見ていきましょう。
この記事では、以下のことがわかります。
・『寒の地獄旅館』について
・『寒の地獄旅館』のレビュー
・『寒の地獄旅館』の基本情報・アクセス方法
ぜひ最後まで見ていってください!
この記事を書いている僕は、
・サウナスパ健康アドバイザー
・実際に『寒の地獄旅館』に行った経験をもとに、この記事を書いています。
もくじ
『寒の地獄旅館』について
『寒の地獄旅館』は、大分県九重町にある宿泊施設です。
その中にある「寒の地獄温泉」は、江戸末期嘉永2年に開湯した歴史ある湯どころ。
毎分2t超の豊富な湧出量を誇る、源泉かけ流し温泉です。
切石風呂に檜風呂、家族湯、源泉13、14℃の冷泉など、さまざまな温泉を楽しむことができます。
周辺には、長者原やタデ原湿原、牧ノ戸峠など自然豊かなスポットが多くあります。
『寒の地獄旅館』の冷泉は、毎年7月から9月末までの夏季限定でオープンしています。
暑い夏に涼を求めて、県内外から多くのお客さんが『寒の地獄旅館』を訪れます。
『寒の地獄旅館』のレビュー
身体の芯まで冷える!キンキンの冷泉水風呂
冷泉の水風呂は、『寒の地獄旅館』のメインと言っても過言ではありません。
冷泉のある室内に入った瞬間に硫黄の香りが充満しています。
冷泉は、長方形で色はターコイズブルーのような色合いがキレイです。
中にはゴツゴツとした岩が浴槽の中に敷かれています。
水温は、13〜14℃とよくある水風呂より低めのセッティングです。
こちらの冷泉は、水着着用で入浴するのでカップルで入ることもできます。
足を浸けるだけなら耐えれますが、全身入った瞬間に氷水かというくらいキンキンです。
体感温度でいえば、グルシンの水風呂に匹敵する冷たさです。
今回は、受付で教えてもらった入り方を実践します。
まずは腕をクロスして手を脇に挟みます。
手が直接水に触れないので、冷やしすぎることなく入りやすいです。
そして冷泉に10分ほど浸かります。
序盤の3分は、冷泉のあまりの冷たさに全身が震え上がります。
寒さに耐えられない時は、壁に掛けられている教訓を読みましょう。
困難を耐え抜く気持ちが大切だと、入浴者に教えてくれます。
なので、3分は耐え抜きましょう!(笑)
そして入浴から3分を超えたあたりで、寒さにも慣れて心地よくなります。
おそらく全身に羽衣が作られたからでしょう。
あとは、時間が過ぎるのを待つだけです。
10分経ったら、ゆっくりと冷泉から上がりましょう。
冷泉から上がると全身がスーッとしてクールダウンしているのを感じることができます。
子供でも安心して入れる!マイルドな暖かさの暖房室
冷泉で十分にクールダウンした後は、暖房室に向かいます。
先に水風呂に入って、暖房室で温まる。まさに逆サウナと同じ発想ですね!
身体は濡れたままで入ってよいとのこと。
暖房室に入ると、中央に巨大なストーブがあり、周りを囲むようにベンチが並んでいます。
室内は体感で40℃くらいと熱すぎず、暖をとるにはちょうどいい温度でした。
ストーブから発せられる熱が冷めた体をゆっくりと温めてくれます。
普段よくサウナに入る人は、暖房室の熱さに物足りなさを感じるかもしれません。
そんな人は、ストーブの近くに立って暖をとるのがオススメです。
ストーブの近くに立つと、ベンチに座っているときに比べて熱く感じます。
濡れた身体もより乾きやすくなるので、身体も温まりやすくなります。
ストーブに近づきすぎて、火傷しないようにしましょう。
身体が乾いてきたら、ベンチに座ってリラックスするのもよし。
2セット目に突入して冷泉に入ってもよし。お好みの楽しみ方ができます。
水分補給に最適!飲む冷泉水
冷泉なので、あまり汗はかきにくいですが、水分補給はしっかり摂りましょう。
そこでオススメなのが、飲泉です。
浴槽の隣に飲用の冷泉があります。
常に湧き出ているので、新鮮な冷泉を飲むことができます。
浴槽の水とは別なので、安心して飲むことができます。
飲むことで胃腸などに効果があるようです。
実際に僕も冷泉を飲んでみました。
味は硫黄の風味が強めです。
匂い以外は、よくあるミネラルウォーターみたいな感じで飲みやすかったです。
『寒の地獄旅館』の基本情報・アクセス方法
基本情報
施設名 | 寒の地獄旅館 |
入浴料 | 1時間: 700円 2時間:1,000円 4時間:1,500円 8時間:2,000円 |
日帰り利用 | ◯ |
宿泊 | ◯ |
営業時間 | 9:00〜17:00 (受付は16:00まで) ※毎週水曜は定休日 ※冷泉は夏季限定 |
駐車場 | あり |
住所 | 〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野257 |
TEL | 0973-79-2124 |
HP | http://www.kannojigoku.jp/ |
アクセス方法
アクセス方法は車がおすすめです。
大分市内から車で1時間30分ほどで着きます。
まとめ
今回は大分県九重町にある『寒の地獄旅館』の冷泉を紹介しました。
冷泉は夏季限定ということで、暑さが厳しい夏に入浴してクールダウンするのにオススメです。
入浴後もしばらく冷たさが持続するので、車の窓を開けて高原の風を感じながらドライブするのもいいかもしれません。
気になる方はぜひ『寒の地獄旅館』の冷泉に行ってみてはいかがでしょうか。